ご挨拶・写真集 》2025年
しつこくも春寒き日の続きけり 高浜 虚子
暦の上では立春が過ぎれば春ですが、まだまだ寒い日が続き、しかも南大沢では一番寒い日や雪の降るのも立春が過ぎてからの方が多いようです。また、今年は早くも花粉が飛散し始めています。今年の予想では例年の1.2倍で過去3番目に多かった昨年と同じ程度になりそうです。街行く人も多くの方がマスクを付けています。インフレエンザや新型コロナの予防と区別はつきませんが、皆さん気を付けているようです。
山茶花の匂ふがごとく散り敷ける 日野 草城
グリーンコープ南大沢では、駅側入り口前の遊歩道の「花壇」では、ビオラ・葉ボタン・金魚草・ノースポール・ラナンキュラス・アネモネ等が道行く人の目の保養になっているようです。また、GCの植栽や垣根の山茶花も昨年から長い間赤い花を次から次に咲かせ続け、皆さんの目を楽しませています。そして耳には、構内に沢山いるスズメの囀りや、ガビチョウの豊かな声量の鳴き声、ヒヨドリの鋭い声、さらに耳を澄ませば、尾根緑道から最近近くの清水入緑地にまで進出してきたコジュケイの独特の鳴き声も聞こえて来るようです。
多くの居住者が良く利用していた三井アウトレットパーク南大沢のB街区が1月に閉鎖されました。毎日の買い物をしていたサカガミ、花壇の花の調達先であったザ・ガーデンや何かの時には利用していたレストラン等が無くなり不便を感じていますが、2027年に「にぎわいの継続と発展」をコンセプトにリニューアルオープンするのを楽しみに待ちましょう。
GC南大沢では、2月に「もちつき大会」も行われます。居住者の子供たちだけでなく、GCから巣立っている子供たちやその子供たちや、家に籠り勝ちな年配者も顔を出して賑やかな光景が見られます。まだまだ寒い日も続きますが、周辺の木々は新芽を伸ばし、蕾を膨らませています。この恵まれた環境を大いに楽しみましょう。
新年あけましておめでとうございます。
令和7年の新年を迎え、ご挨拶を申し上げます。
昨年は、世相を表す漢字が、「金(きん・かね)」が、選ばれましたが、オリンピックや様々な分野での日本人の活躍と政治の裏金問題などの影を表す「かね」が、クローズアップされた年でした。コロナ禍以降、落ち着きを取り戻しつつありますが、世界情勢も、ウクライナ問題や、中東の紛争、災害や異常気象などによる物価高など、生活に関わる様々な問題が、発生しております。
管理組合の出来事としては、24年3月に大規模修繕工事が、終了しましたが、引き続き次期の大規模修繕計画の策定や、住み良い環境を作るべく継続検討案件の協議等、難問が山積しており、管理組合業務の忙しさが、あらためて身に染みた1年でした。他、南大沢夏まつりへの参加、クリーンデーの実施等、全体的には、順調に推移しておりますが、引き続き皆様のご協力を、宜しくお願い致します。
令和7年元旦
多摩ニュータウン グリーンコープ南大沢管理組合法人
理事長 永田 浩一朗