ご挨拶・写真集 》2023年
垂るる葉の上へ立つ葉も総若葉 原 石鼎
桜やハナミズキの季節が終わり、グリーンコープ南大沢構内は新緑に包まれています。春の植栽管理工事でスッキリした木々が新たな姿でGC構内を明るく彩っています。
長い間続いていた新型コロナによる規制等も、5月8日から感染症法上の位置づけが第2類から第5類への移行に伴い政府等の関与が無くなり、規制等は大幅に緩和され、大半が個人等の自主判断にゆだねられるようになります。このような状況下GC南大沢では、5月14日(日)に久しぶりにクリーンデーが実施され、構内の美化が進むとともに、久しく途絶えていた近隣の方々とのコミュニケーションも復活することでしょう。
WHOは、5月5日新型コロナ「緊急事態宣言」終了を発表しましたが、今後も警戒を呼び掛けているように、新型コロナは完全に消滅したわけではありませんので、私たちは引き続き行動に注意し感染しないよう心掛けることが大切です。
グリーンコープ南大沢にとって5月は新たなスタートの月です。定例総会が開かれ、新たな理事が選出されGC南大沢の新しい1年が始まります。入居から40年目を迎え、今年度には大規模修繕工事も実施され、今後とも長く安全・快適に住み続けられるようになることでしょう。
寒暖の著しかった季節も過ぎさり、猛暑・酷暑が懸念されるのはもう少し先です。梅雨前の短い気持ち良い季節、南大沢では新緑と共に鶯などのいろんな小鳥の綺麗な鳴き声が聴かれます。たまには近所を散策してこの季節を堪能しましょう。
名は櫻 物の見事に 散る事よ 夏目漱石
今年は暖かな日が続いたので、東京の桜は3月14日に開花が発表されました。これは平年より12日早く、(これまでの記録より2日早い)観測史上最も早い開花となりました。満開も3月23日に迎える予想で4月までは花が持たないだろうと思われていましたが、その後の雨や低温が続いたことが幸いし4月に入っても桜は花をつけ続けました。おかげで、長い間桜を楽しむことができています。グリーンコープ南大沢周辺では、尾根緑道の河津桜に続き長池公園北側道路の陽光桜が見事な桜並木を作り、多くの人をひきつけていました。3月中旬以降咲き始めた染井吉野は都立大前を始め周辺各所で咲き誇り、その後も山桜・八重桜など多くの桜が長い間多くの人の目を楽しませてくれています。GC北側の遊歩道の枝垂桜は老木になりましたが4月に入っても綺麗に咲いています。そしてGC構内では河津桜が早々に開花し、その後も染井吉野・大島桜等が次々に開花し長い間楽しませてくれています。また、桜の下ではフリージアの黄色の花が彩を添えています。遊歩道の花壇では元気なビオラやネモフィラの中でチューリップや矢車草も咲き始め遊歩道をにぎやかに彩っております。今、正に春爛漫です。
新型コロナによるマスク着用も自主判断に任せられるようになり、規制や行動制限もだんだん緩和され、5月からは新型コロナの感染法上の位置づけも2類から5類への変更が予定されています。これからも新型コロナに関する規制は残るものも有るでしょうが、多くが各自の判断に任されるので、ますます私たちの適切な対応が求められるでしょう。
GC構内では桜が終われば多くの木々の芽吹きが始まり、だんだん緑に包まれて来て気持ちも高揚してきます。新年度が始まり、学校でのマスク着用が無くなれば、子供たちの元気な声も復活してくることでしょう。一日も早く元通りの日常に戻って欲しいものです。そして40年を経過したGCでも、若い人が少しづつ増え始めており、子供たちの姿も増えているようでこれからも活気あるマンションであり続けていくでしょう。
こちの梅も隣の梅も咲にけり 与謝 蕪村
中郷公園や北側遊歩道の梅の花も咲き誇り、季節は着実に歩を進めています。2月10日に一日中降り続いてかなり積もっていた初雪も、翌日からの好天に恵まれて、日陰を残して殆ど消えてしまいました。新型コロナは流行の波を繰り返し、現在第8波となっていますがピークアウトに向かっているようです。一日も早く平常に戻りたい多くの人の期待を受けてか、感染症の分類も第2類から季節性インフルエンザ並みの第5類へと変更が予定されているようですが油断は出来ません。数度にわたる予防接種のお陰か重症化は多少減少していますが、まだ特効薬も出来ていないので油断はできません。長期間にわたるマスク着用についても個人の判断に任せるべき等、色々議論されていますが、その判断は難しそうです。何とか一日も早く私たちが普通の生活が送れるようになってほしいものです。
グリーンコープ南大沢では、多くの木々が長年にわたり成長を続け、建物や生活環境に影響を及ぼし始めているため、この春に強剪定や伐採が大々的に行われ、構内が随分と明るくなっています。これから木々が芽吹き始まれば、今まで以上に気持ち良い環境になるものと期待されています。
下萌えて土中に楽のおこりたる 星野 立子
北側遊歩道の花壇も春を迎え、冬前に植えた葉ボタンはやや疲れてて来ていますがビオラや金魚草、デージー等が咲き誇り、彩を豊かにしています。地中ではチューリップやネモフィラ、ムラサキ花菜、矢車草等も今か今かと出番を待っています。これから暖かくなるにつれ、次々と芽を出し綺麗な花を付け多くのグリーンコープの方々や、散歩コースになっている近隣の保育園児達等多くの道行く人々の目を楽しませてくれるものと思います。
これからは三寒四温で段々暖かくなってきます。構内の河津桜は既に満開となっていますし、枝垂桜や染井吉野、大島桜なども今年は開花が早くなりそうです。暖かくなり始めるこの季節、外に出て大いにこの春を楽しみましょう。
新年あけましておめでとうございます。皆様、新たなお気持ちで新年をお迎えのことと思います。
令和5年の新年を迎え、ご挨拶申し上げます。
新型コロナウイルスが発生・感染が拡大しはじめて、なんと3年が経過しています。昨年も1月から第6波で東京でも1日2万人超の感染者数を数え、7月からは第7波となり、さらに直近は第8波に突入していると言われています。その中で、マスクと消毒は当たり前の習慣になっていますが、生活自体は徐々にウィズコロナになってきており、極力感染への注意を怠ることなく普通の生活を送るようになってきました。
また、昨年はもう一つ大きな出来事がありました。それは2月にロシアがウクライナの侵攻を開始したことです。その影響は、エネルギーや食糧価格の高騰という形で我々の生活にも大きな影響を与えております。とにかく、早い終結をねがうばかりです。
このような情勢の中で、できるだけ前向きに当団地の管理組合業務を進めました。団地活動の中で、自主防災訓練や自転車クリーンデーの実施、また、号棟別懇談会の開催などほとんどの行事を3年ぶりに行いました。さらに、昭和58年(1983年)3月の入居から今年で40年という節目の年に3回目の大規模修繕工事を行うことになっており、その準備を長期修繕専門委員会の方々と進めてきました。何事も居住者のご協力なくしては進まないことばかりですので、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします。
今年は卯年です。「卯」は穏やかなうさぎの様子から「安全」「温和」の意味があります。また、うさぎのように跳ねあがるという意味もあり、卯年は何かを開始するのに縁起が良く、希望にあふれ、景気が回復・好転する良い年になるといわれております。そのようなことから、本年も皆様にとって良い年でありますようお祈りいたします。
令和5年元旦
多摩ニュータウングリーンコープ南大沢管理組合
理事長 今泉 陽一